沖縄国際大学〜初めての図書館〜

午後から沖縄国際大学の図書館へ行ってみた。自転車で5分くらいかな。行ってみて勉強がしたくないせいか、いつぞやのヘリ墜落現場を見に行った。校舎は焦げていたし、木も燃えていた、いまだに立ち入り禁止的なロープも張り巡らされていた。沖縄では基地の返還が多く叫ばれているが、沖縄から出たところで基地はなくなるのではなく他の町へと移動するだけではないのかと思う。結局、戦争で命を失う人の数は変わらないのではないのではないか。やるべきことは他にあるのでは。軍ってなくなるなかな?
春休み前半よりある一冊の本の翻訳を始めたのだが、春休み中盤後半はまったくやらずその続きを最近始めたのだが、終わる気配がいっこうにない。それどころか、自分の大学に比べこの大学の図書館の落ち着いた雰囲気、設備にあまりの気持ち良さに寝てしまったのだが。こつこつやるしかないわな。しかし、午後の太陽が温かく気持ちよかった〜。

人間失格 (新潮文庫)

人間失格 (新潮文庫)

父親の本棚より持ちだして中国へ持っていった。日本で読もうと幾度となく挑んだが挫折することが多かった「人間失格」だが、無事読み終えた。太宰文学に触れるのは中学の時の「走れメロス」いらいであった。「メロスは激怒した」ってやつ。あまりのめり込む感じは受けずに読み終えたのだが、読んでいる最中に自分に起こった感情はどうなのだろう。読者はみなこの感情を持つのかも、これが太宰治にのめり込む人の感情の源なんだろうなって雰囲気はあった。ちなみに太宰治が以前に書いていた『HUMAN LOST』という作品が原型といわれているらしい。自分はそれほどのめりこみそうもない。